力だけでムーブを知らなければ,落とせない課題もあるでしょうし,その逆もまた然り.
力と技があっても,どの場面でどのムーブを使うのか,パワーで乗り切るかなど考える頭もなければ,力,技をもっていたとしても使いこなせず,課題をクリアーできません.
このようにクライミングは総合力のスポーツと言えます.
したがって,自分の強みを活かすより,弱点を克服した方が上達が早いわけですね.
そこで今回は,体の総合力ということで考察してみました.
以前にも記載しましたが,筋肉量は多いが,瞬発力がなければ,せっかく届いたホールドをしっかりと保持する前に落下してしまいます.瞬発力はあるが,十分にホールドを保持する力がなければ,やはり落下してしまいます.
これまで僕は 筋肉量と瞬発力しか意識しなかったのですが,年齢も45歳を迎えると急激なスキル向上は期待できません,
そこで今あるスキルを最大限に活かせる方法,体作りを検討してみます.
クライミングに必要な体の要素
- ホールドを掴む力
- ホールドを瞬時に掴む神経
- ホールドを楽に保持できる体制にもっていくための体幹力(壁に張り付くなど)
- どんな体制からも乗り込み,次のホールドに到達するための脚力
多分 僕には,3,4が不足している.