ネットで目にしたライオンが出しているサプリメント ラクトフェリンを試してみた。広告によれば、ラクトフェリンには内臓脂肪を減少させる効果があるらしい。さらにライオンの開発したコーティングにより、ラクトフェリンが胃で消化されず、腸まで届くということらしい。
その効果を確かめるために服用中の体重記録、体脂肪率を毎日測定した。変動要素を一定にするため、測定はお風呂から出た後とした。
ちなみに僕は55－56㎏、体脂肪率は約11%が服用開始前の初期値である。グラフをみるとわかるが、かなり誤差があり、本来であれば、除外するべきデータもあるが、なんとなく右下がりであることがわかる。
一次の近似曲線を引いたところ、体重、体脂肪率とも、近似曲線においても、減少傾向が認められたが、その傾きは、－0.015と極わずかなものであった。
ライオンによれば、臨床試験で服用開始から1か月を過ぎたころから著明な変化が認められた人が多く（70％）、このまま継続すれば、急激な減少が期待できるとのこと（つまりシグモイドカーブを描く）。
ただし、僕はこの年の一般的な男性にくらべ、体重、体脂肪率とも低いほうであり、これ以上の効果は期待できない。ライオンの臨床データでは、被験者の初期値、年齢などは不明である。
コストと期待効果のバランスを考えるとあまりにコストがかかるため、いったんここでサプリメントによるダイエットは終了する。
やはり、地道な努力が必要なのだ。
