足裏感覚を重視するために素足でシューズをはく人は、汗のにおいが気になるところ。
悪臭の原因は、汗による水分と栄養素(汚れ)による微生物(ばい菌)の増殖です。
微生物は生き物ですので、水分と栄養がなければ、増殖できず、臭いも出さないわけです。そのために
- 余分な水分を除去する=使用直後や保管のときには風通しの良い場所に保管する。
- 余分な汚れを除去する=洗剤による除去
- 微生物そのものを殺菌する=消毒剤など散布
これまでにも述べてきたとおり、シューズの洗濯にはリスクが伴います。つまり皮素材のシューズの場合は固くなる、シャンクがゆがむなどですが、これ以外にもソールの接着部分がはがれてしまうというリスクもあるようです。
また、乾燥または除菌するために重曹や粉末乾燥剤の中にシューズを入れたり、シューズの中にこれらの粉を入れる方もいらっしゃるようですが、この場合、粉がソールとシューズの間に入り込み、ソールが剥がれやすくなるばかりか、修理(リソール)も不可能な状態になるらしいです。
月並みな対策ですが、やはりシューズのケアは日々の保管がもっとも有効で安全というこですね。
過去のブログ
シューズのお手入れ
シューズのお手入れ2
シューズの洗濯