2017年6月26日月曜日

ダイアゴナルで行くべきか、正体で行くべきか

ダイアゴナルでいくべきか、正体で行くべきか悩む今日のムーブ。
得手不得手、好み、指の強さ、又関節の柔らかさ、ホールドの大きさ、種類などいろいろな条件があり、正解はないが、引き出しは多い方がいい。


上の黄色ホールドをマッチする。フットホールドは左にある小さいホールドのみ。

体重が十分に右下にかかるように足を切り、ダイアゴナルでスタートする人もいれば、
体を右に寄せ、正対で体重をかける人もいる。

どちらでもいいのだが、これをベクトル図で書いてみるとこんな感じ。

両方を比べてみるとわかるが、赤色(正体)は三点でハンドホールドを保持できるため腕の負担が少ない。対してダイアゴナル(青色)は2点になるため、右に体重がかかりすぎ、腕の負担が大きくなる。
赤色で行く場合には、右足のスメアを十分に効かせ、三点保持になるようにしなければ意味がない。
冒頭に書いた体格差、ホールドの大きさ、種類、位置関係以外にも次の一手をどうとるかによって最適なムーブは変わってくるため、引き出しの一つしてマスターしておく。




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