クライミングを初めて、7,8年がたつ。以前は、小さなカチホールドが多く、とてもランジやデッドでは取りに行けない課題が多かった。そのせいか、足は切るな。と良く言われたものだ。
たぶんだが、昔はインドアクライミングはあくまで外岩の練習であり、外岩っぽい課題が多かったせいだと思う。
最近では、インドアが主流になり、また、見た目も派手なダイナミックなムーブを必要とする課題が増えた。それに伴ってか、大きなホールドやボテも増えてきた。
詳しくは知らないが、ボテや大きなホールドは値段が高いらしい。
これも最近、クライミングをやってみようという人が増えて、クライミングジムが商売として成立し、資金が潤ってきたのかもしれない。
いずれにしろ、クライミングが世間の注目を浴び、メジャーになっていくためには、見た目の派手さで観客を魅了する必要もあるのだろう。
個人的な感想では、クライミングがショービジネス化されていくようで少々残念ではあるが、強いクライマーになるためには、新しい時代の課題にも対応していかねばならん。