2017年5月16日火曜日

コンビネーション

前回、クライミングがオリンピック種目になった、または、なるための条件として、クライミングをやったことが無い人や観客が見て、おもしろいと思わせる派手なムーブが必要だと書いた(前回記事 最近の課題)。



最近、テレビでも露出が多い楢崎選手のような派手なムーブをこなし、観客を沸かせるような選手が競技としてのクライミングを牽引していくだろう。
そのせいもあってか、僕が良く行くジムでも、派手なムーブを必要とする課題が増えてきた。もう少し具体的に言うと、デッドやランジをしなければ、届かない距離にあるホールドを取りに行くような課題だ。無論、そのようなムーブだけで構成されている課題は少ないが、ルートの中にそのようなムーブを必要とする課題が多く、それをこなすことができないと課題達成もできないといった具合だ。
さらにデッドやランジだけでなく、同時に二つの動きをこなさなければならないムーブ(コンビネーション)も増えてきている。

単にホールド間の距離を伸ばし、グレードを上げているような課題は、正直なところあまり面白い課題とは思えないが、これも時勢という奴だろう。

 コンビネーションは、瞬時に二つの動きをしなければならないため、反射神経や瞬発力を必要とし、僕のような中年クライマーには、難しいが、対応していくしかない。

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