2017年5月31日水曜日

クライミングシューズの修理

前回、足を入れる部分のゴムが千切れかけ、凛靴という靴の修理専門店で修理してもらった。ここが切れると修理としては、ゴムを貼ることしかできず、延命措置に過ぎないと言われたが、なかなか出来で、まだまだ使える感触を得た。
他のシューズも同様に千切れかけてきたので、ひどくなる前に自分でDIY。
クライミングシューズは過酷な状況で使うため、Try &Errorの繰り返しであったが、ようやく良い方法にたどり着いたので、ご紹介。


まずは、患部の確認。ちょっとわかりにくかもしれないが、くるぶしの辺りのゴムが切れており、Try & Errorの後がわかる。

ここに自転車パンク用のゴムパッチを貼る。パッチをはるときにチョークの粉が残っていると接着力が弱くなるので、綺麗に汚れを落とし、軽くヤスリをかけて接触面積を増やします。

パッチを貼るためのボンドが重要だ。普通の接着剤は、乾くと収縮するため、収縮しないタイプ。しかも、乾いても硬くならないソフトタイプを使う。硬くなってしまうと、激しいクライミングの動きに接着剤が耐え切れず、再びそこから千切れてしまうのだ。

パッチにまんべんなく接着剤を塗ったら、固定する。この固定も重要。立体感があるため、適当に当て木を添えて、ぴったりくっつける。このまま動かさず、一晩以上放置する。

一晩経って、こんな感じでくっつきました。

段差があったり、隙間があるとそこから剥がれてくるので、隙間を同じ接着剤で埋めていきます。

見た目はプロのようにはいきませんが、それでも履きなれたシューズが長持ちするなら構いません。



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