クライミングはOwn Riskのスポーツだ。つまり、自分で登り切れるか、落ちたらどうなるかを判断し、チャレンジするところはチャレンジし、引くときは引かねば大けがにつながる。
そのムーブ、課題が自分にとって、実力以上の危険なものなのか、頑張れば越せそうな困難なのかを見極め、判断を誤った時に生じるリスクの責任は自分でとらねばならない。
よく雑誌に書かれているが、ジムが多くなったことで、実力に判断力が伴わずに急成長することができるようになった。今、ここで落ちたら、どこにどう落ちるか?常にリスクを想定しながら、登らないとクライミング自体ができなくなってしまう。
だからといって、困難にチャレンジしないと成長もないので、判断は難しいところだ。