2016年11月9日水曜日

ムーブにおける足の重要性

再三、このブログでも足の位置の重要性について述べてきたが、たまたまその違いについて明確にわかる事例があったので、忘れないためにもブログに記録として残す。



たまたまジムで一緒になった僕とほぼ同レベル(3級?)のクライマー。特に一緒にセッションしたわけでもなく、あまり言葉も交わさなかったが、同じ課題を2つ、3つに取り組んでいたので、注意深く観察していた。

彼の方が若く、力もありそうだったが、僕が落とせる課題を彼は落せていない。彼も僕のムーブを見ているようだが、見た感じは同じムーブだ。言葉にしてしまえば、
 「正対で、左のホールドをピンチでもって、左をロックし、右のカチを取りに行く」
と単純なムーブだ。これだけわかれば、誰でもクリアできそうな感じであるが、彼はできなくて、僕はできる。

そこで彼の足に注目してみると、彼はムーブの最中、足がフラフラと安定していない。フラフラというと大げさだが、足はホールドに置いているのだが、足先がユラユラして固定しきれていないのだ。
これでは、シビアなハンドホールドを腕の力だけで保持し、体を安定させないといけないので、ムーブの正確度が著しく落ちてしまう。

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