裸足派の僕にとっては、シューズの臭いはいつも頭を悩ます問題だ。
臭いの原因は、微生物(ばい菌)だ。汚れ(エサ)と汗(湿気)があれば、微生物は増殖する。増殖するときに代謝産物として臭いを出すのだ。この臭いは、化学物質で分子レベルで気中に舞い、臭いとして人は感知する。
つまり、臭い対策としては、
・ 微生物の増殖を防ぐために”エサとなる汚れを除く”、”湿気を除く”、”殺菌する”
・ 気化した臭いを吸着させる
といったアプローチがいい。
”エサとなる汚れを除く” とは、つまりシューズを洗うことであるが、水につけて洗うとどうやってもシューズへのダメージが大きいのでお勧めできない。
となると、”湿気を除く” ”殺菌する””臭いを吸着する”の3つが残る。
自分で試した他、友人から聞いた方法をアプローチ別に記載したので、参考になるかと思う。
なお、同じアプローチだけを何種類もやっても効果は低いので、異なるアプローチのものを複数選んで実施するといい。
ちなみに筆者は、もっとも効果がある簡便な方法にようやくたどり着いた。100円ショップでも販売されている靴用の脱臭乾燥剤だ。シリカゲルと炭が袋に入っているもので、乾燥と臭いを除去を一度に行える上、100円とかなりリーズナブル。小さなものなので、シューズを履いた後、その場で使用できる。